緊急事態宣言下、息子の通うジュニアサッカーチームの活動は停止中。
したがって、週末は例によって息子と近くの公園で練習です。
公園に行くと、同じチームのお友達も何人か練習していたので、混ぜてもらうことに。
みんな、チーム練習がないので、自主練習するしかないですからね・・・。
人数が集まると、子ども達同士、自然とミニゲームが始まる。
私はいつものようにボール拾いしつつ、パパ友と雑談。
この雑談が私にとっては本当に勉強になるのですよね〜。
ゲーム中、あるパパが自分の息子に向かって「インターセプトを狙え!」と叫んでる。
「インターセプト?」
言葉は聞いたことあるぞ。
でも具体的にインターセプトとはどういプレイのこと?
尋ねてみると。
ざっくりいえば「相手のパスをカットするプレイ」であるとのこと。
ディフェンスの技術のひとつ。
サッカーにおいて、相手チームからボール奪取するタイミングはいくつかある。
例えば、デュエル(一対一)やヘディング等の競り合いからのセカンドボール奪取(ルーズボールを拾う)などですね。
なかでも「インターセプト」は相手チームに与えるダメージが大きいうえ、味方チームがかなり有利な状況になるとのこと。
相手チームの「さぁ、これから攻めるぞ」という意図を込めたクサビのパス(縦パス)。
あるいは、DF同士、MF同士による「いったんゲームを落ち着かせよう」と意図する横パス。
これらのパスをカットすると、一瞬で攻守が切り替わる。
ついでに意図を潰された相手チームの気持ち的ダメージも大きい。
そして、ボールを取られたチームは、身体の方向を変えて追いかけなけなければならない状況に陥る。
奪った方は勢いそのままに、いっきに相手ゴールへ迫ることができる。
サッカーはこの、攻守の切り替わりの瞬間が勝敗のポイントとなるとのこと。
(よく攻守の切り替えが速いチームが強いと言いますよね)
ただし、インターセプトは失敗すると、逆にいっきにピンチになることもあると言います。
というのも、ディフェンスをする選手が、一枚剥がされる(抜かれる)ことと、イコールだから。
よって、慎重に確実に遂行したいプレイであるとのことです。
なるほど・・・。
獲物を狙う、野生動物のように、一瞬の瞬発力が必要ということですね・・・。
いや。
それだけでもないようです。
瞬発力があるに越したことはないのですが、経験による予測もインターセプトを成功させるための大きな要素であるとのこと。
特段スピードがなくても、マークする相手の動きを良く見ることや相手パッサーの目の動きやクセをよく観察することで十分に狙っていけるようです。
まぁ・・・。
ボールが来るまで、ぼーっと立ってる我が息子には、まずは意識改革から必要かな。笑
聞けば、長谷部選手(フランクフルト)や現役時代の宮本恒靖氏(現ガンバ大阪監督)がこのインターセプトがうまい(うまかった)ようです。
確かに、2人とも身体能力系というよりは、頭脳派クレバーな選手のイメージがありますね。
今日も、勉強になりました。
しかし、今日は暑かった〜。
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