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G大阪 宮本恒靖監督のコミュニケーション力とは

ニュース記事より
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昨日の新聞より。

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宮本G大阪ようやくの勝ち星

『G大阪が今季5試合目で初勝利』とのニュース。

ガンバ大阪は今季開幕直後に新型コロナウィルスの集団感染が発生し、活動が停止となりましたね。

試合に向けた準備も、きっと難しかったと思います。
苦しみながらも、大きな1勝を掴んだようですね!
嬉しい勝利。

現在、ガンバ大阪はJ1リーグ戦17位。
他チームに比べて試合数が少ない中ではありますが、これからですね。

宮本監督の経歴

さて。
ガンバ大阪の監督といえば、ナイスガイ宮本恒靖監督。

宮本監督は選手時代はクラブチームだけでなく、日本代表においても全カテゴリーでキャプテンを務めてきた、根っからのリーダーですよね。

引退後は日本人の元プロ選手としては初めてFIFAマスター(スポーツ学大学院)卒業

監督としては、2018年シーズン途中からガンバ大阪トップチームの監督となり、2020年度の「Jリーグアウォーズ」においては優秀監督賞を受賞している。

宮本監督が大事にしていること

選手時代も含めて、素晴らしい経歴ですね。
これから、監督としても輝かしい実績を積んでいくのでしょうね。

もう2年くらい前になりますが「ハーバード・ビジネス・レビュー」という経営学を主に扱う雑誌に、宮本監督のインタビュー記事がありました(2019年4月ごろの記事です)。


当時、私はあまりサッカーに興味がありませんでしたが、ビジネスをしていくうえで、宮本監督の言葉がとても参考になったので、切り抜きをして今でも保管しています。

良い機会なので、読み返して、内容を簡単にまとめてみました。

宮本監督がリーダーとして重視していることは、コミュニケーション

宮本監督は、選手を良く観察し、練習前のストレッチの時に話しかけたりする
食事中の会話や、移動バスの座る位置メディア対応している時の話し方などから、その選手が置かれている状況を把握することに努めているとのこと。

そしていかなるときも、物事を選手たちに伝える時は、相手をリスペクトする気持ちを忘れず、相手の性格も考慮しつつ、伝える努力をしているとのことです。

そして、伝える内容は同じでも、どう伝えるかによって、相手の心に響くこともあれば、反発を買うこともあるとも理解している。

「チームが機能するためには、垣根があってはいけない。選手もスタッフもそれぞれの役割の中で、強みを発揮できるように、密なコミュニケーションが必要だ」と言います。

そして「ガンバ大阪を単に勝てるチームにするのではなく、チームが地域に対して何をもたらすことごできるか考えながらやっていきたい」と結んでいました。


宮本監督さすがですね。
地域貢献を目指すJリーグの理念、活動方針を理解しているうえでの発言に思えますね。

リーダーシップの中核をコミュニケーションにおく宮本監督。

これからも選手、スタッフ、チームに関わるステークホルダーの人心を掌握し、全員のチカラで今季も良い成績を残してくれそうですね!


宮本監督のガンバ大阪、応援して行きたいです!

メラビアンの法則

蛇足ですが、アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンの実験によると、コミュニケーションにおいて「話し手」が「聞き手」に与える印象の中で、話している内容そのものが影響している部分はわずか7%で、その他93%はノンバーバル(非言語)の要素であるとのこと。

有名なメラビアンの法則ですね。

つまり「何を伝えたか」ではなく「どう伝えたか」がとても重要になります。

どんな相手でも、リスペクトすることを意識している宮本監督なら、誰とでもきっと良い関係が築いていけそうですよね。

さらに蛇足ですが、メールやオンラインでのコミュニケーションが増えてきている現代において、表情や仕草が見えない、あるいは見えにくい時の言い回しは特に神経を使わないといけないですね。
誤解を生まないように・・・。

2021.5.16追記

5月14日、G大阪は宮本恒靖監督との契約を13日付で解除したと発表しました。
今季、G大阪はJ1リーグをはじめ、ACLを含む全てのタイトル奪取を目指していたが、13日現在で、J1リーグで1勝4分け5敗、勝ち点7の18位と低迷。
成績面の責任を取るカタチで契約解除となってしまった・・・。

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