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人望の集まる人って、どんな人?

読書感想
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週末は、子どもたちの習い事の付き添いやら何やらで、ウィークデーよりも大変なのですが、なんとか隙間時間を見つけては、本を読むようにしています。

難しそうな本はなんとなく、敬遠・・・苦笑
気軽に読めそうなものを選んでいます。

先週末に読んだ本は、

『人望が集まる人の考え方』
<ディスカヴァー・トゥエンティワン 1500円(税抜)>

この本は数年前に出版された本のようなのですが、今でも結構売れているみたいです。
私がよく通う本屋さんで平積みされていて、なんとなく、気になって購入しました。

「人望」はあるに越したことはないですし。

著者は、レス・ギブリンという方。
この方はアメリカの心理カウンセラーのようで、人間関係のエキスパートとして知られているようです。

内容は、とても面白かったですよ〜。
特段にこれといった目新しい発見はなかったのですが、人望を集めるために必要なことを忠実に繰り返し述べてくれます。

子どもたちにも教えていきたい内容だと思いました。

この本から、私なりに得た「ヒント」を3つにまとめてみました。

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相手を褒める

『毎日少なくとも5つの褒め言葉を周囲にかける習慣をつけよ』と述べています。

これに対する私の感想ですが、これ。実は簡単なことのようで、なかなか難しいことではないでしょうか。
私も現在、チャレンジ中です。


例えば、朝起きたら、家族に褒め言葉をかける、会社についたら同僚に褒め言葉をかける。
気持ちが入っていれば、言葉自体はどんなものでも良いと思うのですが。

具体的には、子どもに対してなら「今日も早起きして学校へ行く準備ができているね、偉いね」とか、妻に対してなら「今日の服(コーデ)はナチュラルで知的な感じだね」とか。あるいは会社の同僚に対してなら「昨日は遅くまで資料作っていたんだね、とてもわかりやすかったよ」とかですかね。

慣れるまでは、褒めることを忘れてしまったりと、なかかな大変ですが・・・。

でも、人を褒めるということを毎日繰り返していれば、やがて習慣になり、逆に人を褒めないとなんだか気分が悪いなぁくらいになっていくのではないでしょうか。
(そうなればしめたものですね)

ただ、「褒める」という行為は、言い方によっては上から目線に思われてしまいますので、注意が必要となりますね。

そして、一日の終わりに、今日は何人を褒めたか?
振り返って、数えてみるのも良いかも知れませんね。

人より重要なことはない

『相手の重要感を満たすために最善を尽くそう。それによって自分が失うものは何ひとつなく、得るものばかりである』と述べてますね。

例えば、人と話をするとき、自分のことばかり話してしまうことがありますよね。
私は、実はよくありまして・・・。
相談を持ちかけられたはずなのに、なぜか私の方が相手よりたくさん喋ってしまっていることが・・・。
相手は、私に話を聞いて欲しかっただけなのに、逆に私の話を聞かされた・・・なんて状態ですね。
悲劇・・・。

この悲劇は、相手の重要感を満たすための努力が私には足りていなかったということですね。
相手の話より、自分の話の方が重要だ。
頭のどこかで、そんな考えがあったからなのでしょう・・・。反省。

相手に好印象を与えたければ、自分のことを話す必要はないのです。
相手から尊敬されたければ、まずは自分から相手を尊敬し、相手に感銘を与えたいのなら、相手から感銘を受けたことを伝えることが大事なのですね。

自信満々に振る舞う

レス・ギブリンさん『自信に溢れた態度をとることは、自分の魅力を高めるために最も重要なことの1つ』と言っています。

私も自分に問うてみました。

自信がなさそうな人と、自信満々な人、どちらを信用する?

もちろん自信満々な方。ですね。
自信満々であることに加えて、謙虚さを兼ね備えていれば、もう好きになってしまいます。

『自分に熱意があると、他人に熱意を持たせることができるのと同じように、自信満々に振る舞うと相手の信頼を勝ち取ることができる』ようなのです。

実際、平凡な能力しかない人が、自信満々に振る舞う方法を知ったことによって、卓越した能力を持っている人より成功を収めた例が多々あるようです。

では、実際は自信がないのに、どのように自信満々に見せるか・・・?

私も、性格的に自信が持てるタイプではないので、これには日々悩んでいるのですが、最近試している方法を参考までに紹介させていただきます(まったく参考にならないかも知れませんが・・・)。

私は、一歩でも家から外に出れば、ある役を演じる、役者になろうとします。
それは、あくまで本当の自分ではありません。

私に与えれた役柄は「清潔感があり、いつも和やかで、謙虚で物腰も柔らかく、誠実で自信に満ち溢れている。そして仲間と食事をするのが好きで、サッカーの話が大好きな男」という感じですね。

自分で考えた「役」ではありますが、いかに巧みに演じるかがポイントです。

役を演じているうちに、本当の自分にもなんだか自信がついてきたりします。

まとめ

人望を集めるためには。

・相手を褒めることを習慣にすること

・相手に重要感を持たせること

・自信満々に振る舞うこと


私たちは、常に相手の行動や態度をコントロールしています。

相手を褒めてあげることができれば、自分も褒めてもらえるし、相手に重要感を持たせてあげれば、今度は相手に自分が重要だと思ってもらえる。
そして自信満々に振る舞えば、次第に相手が自分を信用してくれる。
そんなものか・・・。道理ですね。

Ken
Ken

この本、とても勉強になりました〜。

子どもたちにも、ぜひ伝えていきたいと思います。
とにかく重要なのは、常に自分からアクションするということ。
自分から相手に関心を寄せずして、相手から自分に関心を持ってもらうことは、ほぼないと思った方が良いですよね。

コメント

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