サッカーからヘディングがなくなる?!
先日、パパ友から聞いたのですが、イングランドではジュニア世代にはヘディング練習させないらしい。
え〜!サッカーの母国、イングランドでヘディングをさせない?!
FAがガイドラインを発表
昨年の2月に、英国の各サッカー協会(FA)は、11歳以下の選手に、練習中のヘディング指導をしないという条項を含むガイドラインを発表したようです。
というのも、ヘディングは、脳震盪のリスクを増大させるようです・・・。
幼い頃からヘディングを続けていると、脳震盪的な症状が蓄積されて、やがては脳に損傷を与えるリスクもあるそう。
現段階では、英国においても研究途上であり、まだハッキリとしたことは言えないようですが。
そういえば、息子のジュニアサッカーでもヘディングの練習をしているところ見たことないなぁ。
まだ小2なので、まだメニューとしてないだけなのか?
あるいは、この英国の流れを踏まえてのものなのかな?
(日本においては、指導におけるガイドラインが出てるわけではなさそうですが・・・)※
確かに、言われてみれば、ヘディングは脳には良くなさそう・・・。
プロの試合を見ていても、よくまぁあんなに早いボールや高く上がったボールを頭に当てることができるなぁと感心してしまいます(頭にあてられる技術、動いているボールを目測する技術がすごいと思う)。
なかには回転がかかってるボールもあり、あたった瞬間はかなり痛そう・・・。
サッカーからヘディングがなくなったら
もしも、サッカーからヘディングがなくなったら、どうなるだろうか?
サッカーの面白さは増すのか?
あるいは、半減するのか?
パパ友との談義しつつ、勝手に想像・・・
まず、背の高い選手が減る?
センターフォワードや、センターバックはヘディングに強く上背のある選手を配置させる傾向がありますが、もうその必要がなくなりますね〜。
個人的には少し古いですが、元ドイツ代表のクローゼ選手とか、ヘディングの強い選手が好きなのですが。
ゴール前の迫力のあるシーンが減るのは寂しい感じがします。
ちなみにクローゼ選手は2002年日韓ワールドカップで得点王になりましたが、5得点全てがヘディングシュートでしたよね。
そしてサイドに選手はドリブラーに?
今のサッカーにおいても、サイドの選手は走力があり、縦へのドリブルがうまい選手、そしてセンタリングのうまい選手が配置されているように思います。
ヘディングがなくなった場合はセンタリングを上げるよりも、サイドからカットインしてからの、速いパス、あるいは自らシュートできるような選手が有効になる気がします。
元オランダ代表のロッベン選手のようなスタイルが増えていくのでは?
セットプレーが地味になる?
ゴールを狙える位置からのフリーキックは見応え変わらずだと思いますが、相手ゴールから距離のあるフリーキック(直接ゴールを狙うには遠い位置のFK)は低めのボールになってしまうのかな。
でも、低くて長いパスはカットされやすいので、やはり近くの味方にパスすることになるのかな。
コーナーキックもやはり、ショートコーナーの選択が増えるかましれませんねぇ。
ゴールキーパーもパントキック必要ない?
ゴールキーパーが遠くの味方を目掛けて蹴っても、受ける方はトラップが難しいでしょうね〜。
したがって、味方に投げて渡すことが増えそうです。
特に強肩のゴールキーパーが重宝されそうですね。
足を高くあげる危険なプレイが増える?
高く上がったボールを足で扱おうとするようになるのでしょうか。
アクロバティックなプレイや、オーバーヘッドキックがうまいと有利ですね。
イブラヒモビッチのような選手でしょうか。
あとは、足を上げるということはそれだけ危険なプレーが増えるということ。
これに伴い、スパイクの仕様なんかも変わってきたりするかも知れませんね。
などなど。
いろいろ考えてみると楽しいのですが、やはり、ヘディングはサッカーの醍醐味とも言えるので、ファンとしてはヘディングがなくなってしまっては寂しいですね〜。
さらには、ゴールシーンも減ってきそう。
サッカーは意外とヘディングによるゴールが多いようですから。
でも、健康あってのスポーツなので、脳に影響があるとするならば、ヘディングをどうしていくかの判断は、難しいものとなりそうですね・・・。
今後の動向を注視です。
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