先日、クーバ・コーチングの体験に行った際に、コーチから教えてもらったこと。
それは「味方からボールをもらいやすい位置に動き、パスをもらうことが大事だ」ということ。
それから「実際にパスを受けたら、考えることには優先順位がありますよ」とのことでした。
味方からパスを受けたら考えること
さて、その優先的に考えることはなんだろうか。
コーチ曰く「3つ」だと言います。
その3つとは、
まずは、ゴールを狙うこと。
それがダメなら、ドリブルで仕掛けること。
それもダメなら、パスをすること。
だそうです。
なるほど。
サッカーの目的はボールを相手のゴールに入れること。
目的から逆算して、より効率的な方法を優先にすべきとのことですね!
当然といえば、当然のことだけど、改めて考えてみると、とても合理的だ。
「これから、ミニゲームや2対2や、3対3の練習をする機会が多くあると思いますが、この年代(U-8)は自分がゴールを決めるんだ、という意識を持つことが大切ですよ」とのこと。
①ゴールを狙う
パスをも受けたら、まず考えるべきは、シュートはできるか?ということ。
パスはシュートが打てる場所でもらえということでもあるのでしょう。
相手のゴールを目で確認して、コースがあいていたらシュートを撃つ!という意識を持とうということ。
実際の試合においてはゴールキーパーがいるので、すんなりはゴールさせてもらえないかと思いますが、先述の2対2や3対3の練習においては、ゴールキーパーは置かない場合が多い。だから、ゴールが狙えたら、迷わずシュートすることが大事だ。
しかし、これにはトラップのスキルが必要となる。
シュートがすぐ撃てる位置にトラップしないといけないですからね。
②ドリブルで仕掛ける
シュートが撃てなかった場合、次に考えるのが、ドリブル。
自らのドリブルで打開し、シュートまで持って行くことを考えるようにとのことだ。
フェイントをかけて、相手をかわし、シュートコースを見つけ出せ!ということでしょう。
ここで、相手を抜き去る必要はないようだ。あくまで、かわしてシュートコースを探すこと。
ただし、かわせたとしても、モタモタしていると、足を出されてブロックされたり、あるいはふたりめが寄せに来るので、かわしたあとは素早くシュートすることが必要となる。
③パスをする
最後に考えるのがパス。
この年代(U-8)においては、まず1人で打開を試みるということが大事なのでしょう。
でも、長い目で見れば、パスはとても重要なスキル。
ある意味で、シュートを撃つことよりも、ドリブルで仕掛けることよりも難しいかも知れない。
顔を上げて、ボールから目を離す。なおかつ動いている味方を見て、強弱をつけたボールを蹴る必要があるのですから。
練習を見ていると、息子の選択する優先順位は、どうしても③→①→②となってしまう。
遠藤(ヤット)選手に憧れ、パスが好きだというのは知っているけど、息子の場合はドリブルが苦手だからという消極的な理由からと思われます…。苦笑
共通して言えること
シュートを撃つにしても、ドリブルするにしても、パスを出すにしても、すべてにおいて共通して言えることは、両目を駆使して、よく見るということが重要であるということ。
相手のゴールをよく見る、相手をよく見る、味方の動きをよく見る。
そして、ボールを受けてから、考えを巡らせていては、手遅れだということ。
ボールが来てから「さぁどうしようか?優先順位は、えっと・・・」と考えているその瞬間、ボールを奪われてしまいますからね〜。
だから、自分が味方からパスを受ける前に、ある程度何をするか考えておくことが大事なように感じます。
あくまで、ある程度がいいと思う。かっちり決めてしまうと、柔軟に考えなくなってしまう気がします。すると想定と違った場合、かえって慌ててしまうような気がします。
う〜ん。いろいろ難しいけど、練習あるのみですね〜。
サッカーは瞬間瞬間で状況が変化するスポーツ。常に頭をフル回転させていないといけないですね〜。
やっぱりサッカーは楽しいなぁ。
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